災害に備える
もし地震などの災害が起きた時、あなたはペットの命を守る準備はできていますか?家族であるペットの防災は、身近な問題です。飼い主は何を準備し、いざ災害が起こったとき、どのように行動するべきか?必要な「しつけ」や防災グッズは準備していますか?
2011年の東日本大震災では、犬だけでも3000匹以上が津波などの犠牲に。福島では、置き去りにされて野生化したペットが問題になりました。2016年の熊本地震でも、ペットがいるために多くの人が避難所に入らず、車中泊を余儀なくされました。
環境省はガイドラインを策定し、人とペットが一緒に避難することを推奨しています。ただし、最寄りの避難所がペットを受け入れてくれるか、事前に確認しておくことが必要です。
※予防注射を接種していることが条件になることが大半です。
環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」
避難所は人の場所とペットの場所をはっきりと分けることが基本になっています。ペットを飼っていない人からのさまざまな苦情の心配もあます。家族とペットの同居型の避難所は全国でもほんの少ししかありません。また、避難所ではペットを自由にすることができません。ゲージの中で一人で居ることが出来るように、日頃から訓練しておくことが大切です。ケージや持ち運びケースを準備しておきましょう。ペットの支援物資はなかなか届かない場合が多いです。ペット用の防災グッズは、ペットのための水や食料などの備蓄(最低5日分)。病気をかかえたペットは薬も必要です。散歩もままならない状況も想定しトイレシートやオムツも準備しておきましょう。
環境省「人とペットの災害非難 当日」 動画 >>
環境省「人とペットの災害非難 非難生活」 動画 >>
環境省「ペットも守ろう 災害対策」パンフレット PDF >>
環境省 災害、あなたとペットは大丈夫? 人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編> PDF >>