犬の散歩
散歩は、愛犬にとってメリットが多数あるだけではなく、飼い主さんの健康にもつながります。散歩を通じて愛犬と飼い主さんとのコミュニケーションが増え、信頼が高まり、愛犬との絆も強くなります。愛犬の散歩は排泄や運動目的の義務ではなく、かけがえのない習慣です。
日々の犬の散歩が犬にとって欠かせないことは、犬と暮らしたことがない人でも知っている事実です。犬の散歩には排泄や運動以外にもたくさんの目的とメリットがあることをご存じでしょうか。たとえば、ひとくちに運動と言っても、これが与える良い影響はたくさんあります。問題行動が減ったり、食欲をコントロールできるようになるなど、しつけだけでは難しい悩みが解決されるきっかけになることもあるほどです。
犬のワクチン接種は、通常生後2ヵ月頃から3回に分けて行います。散歩は、接種後2週間以後、生後4ヶ月までに行うのが理想です。怖がりの犬などは、抱っこしてのお散歩スタートも良いでしょう。ワクチンが終わるまでは、地面を歩かせることは感染を考えると危険です。愛犬の様子を見ながら慎重に始めましょう。
最初は短い時間から落ち着いた時間帯を選び(夜間NG)騒音や人ごみ、車の多い場所は避けましょう。犬に散歩は楽しく安心であることを覚えさせます。
犬の視線は地面に近くちょっと横見をしていると拾い食いをしていることがあります。よく散歩をしながら、スマホに夢中になっている飼い主を見ることがあります。取り返しのつかない物を拾い食いしていたり、ちょっと横見している隙に、心無い人に犬が蹴られたという事件もあります。犬から目を離さず注意深く散歩しましょう。ハーネスと首輪の違いですが、引っ張り癖などなく指示に従って散歩ができるまでは、伸縮性のない首輪をおすすめします。犬の散歩に最低限必要なものは、水(飲む用・おしっこの後処理用)、うんち袋です。外ではうんちをしない子の場合でも、必ず持って行くようにしましょう。小さな子供さんが近寄ってきた場合も注意が必要です。犬はあまり小さな子供さんが得意ではありません。事故が起こってからでは遅いです。愛犬がフレンドリーな性格で他人やほかの犬に近づいて行くときは、大丈夫かひと言相手に聞いてからにしましょう。相手のためにも、愛犬のためにも予期せぬトラブルを事前に避けるようにしましょう。 理想的な散歩時間や回数は犬種、年齢、骨格の特徴によって異なります。獣医さんに相談するのも良いでしょう。外で排泄をする犬は、雨の日でも、散歩に出ないといけません。レインコートや長靴も販売されていますが、雨で濡れた場合(特に手足)帰宅後は、よく乾かしてあげましょう。アレルギーを引き起こす原因になる場合があります。街中には、犬が好きな人もいればそうでない人もたくさんいます。飼い主として、マナーを守り周囲の人への気配りを大切にしましょう。散歩は、飼い主さんと愛犬とのコミニュケーションと信頼を築く大切な時間です。毎日のことなので、大変だと感じるときもあるかもしれませんが、人間より寿命の短い犬との楽しい時間を大切にしましょう。